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2008-02-26 Tue 13:52
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Who are you?
この言葉は、最近いろんなところで耳にしますが、 この問いへの答えをずっと探し続けています。 人それぞれ、いろんな答えはあるでしょうが、 やはり有楽斎的にはこう思うわけです。 Who are you? 誰でもない。 そもそも私など存在しないし あなたなど存在しない。 あなたは誰ですかと問いかけるあなたも 他者との関わりの中で作られたアイデンティティしか過ぎないのだ。 あなたは誰ですか?という問いには 私などいないし そう問いかけるあなたなどいない・・・。 こんなふうに答えるしかないよねって思っている。 そもそもアイデンティティは、 アプリオリには存在できず 必ず他者との相互の関係が必要です。 他者という鏡面があって はじめてその比較の中で 自分のアイデンティティが浮かび上がってくる。 言ってみれば、この世界はパラドックスの逆説の世界。 Who are you?の質問は これら人の数だけある アイデンティティを統合するための質問。 だって、私たちは「I am many.」なんだから。 それらのアイデンティティが統合されれば あとは自我などないことを知る旅が始まるのでしょう。 私などいないという旅がもたらすものは やはり認識が世界を創るのだということだけ。 最近、そう思ったわけです。 Who are you? あなたは誰ですか? |
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2008-01-23 Wed 10:21
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(前回からの続き)
さて、この価値の「創造」と「交換」のお話を読んで、みなさんはどのような解釈をしましたか?宿題はやってこられましたか?読んでない方は、意味不明になるので、価値の創造と価値の交換というエントリーをお読みになってから、また戻ってきて下さい。 実は、このメタファーには重要なポイントが2つあります。 ひとつは、あなたが利他主義から行動したのではないということ。最初の動機は、あなたとあなたの家族の苦労を和らげたいという思いで始めたということ。これが1つ目の大事なポイント。 もうひとつは、みんな「絶対的無償」で2時間という時間を獲得したということ。つまり、1時間の労働によって、2時間という自由な時間を全員がタダで得ることができたということです。 もちろん、あなたは恒常的な労働から解放された時間を利用して、今度は「濾過器付きの給水システム」や「自動ココナツ絞り器」を作ろうとやる気満々でしょう。そして、そうした生き方に誇りと楽しさすら感じているハズです。 つまり、あなたが受け取った報酬は、あなたを裕福にさせるとともに、島の人々の生活水準も押し上げる働きもするわけです。こうして富みが生まれてきます。 あなたの「価値の創造」という方法に気づいた賢い他の友人は、あなたがプレゼントした2時間を使って、ボートを作って、島の人々にそのボートを貸し与えて、魚がたくさんいるポイントに連れていくサービスを始めました。 その「価値の創造」によって、今まで1日3時間かけて魚釣りをしていた時間を、1日1時間で済ますことができるようになりました。あなたを含めて島の人々は、また2時間の時間を獲得するわけです。 以前と同じ量の「水」と「魚」を得るために、あなたはより多く働いているでしょうか。そうじゃありませんね。以前よりも労働時間は短縮されているはずです。そして、これが「裕福」になるということなのですね。 最近、ようやく起業ブームが下火になってきたとはいえ、アフォリエイトブームなどは以前と続いています。多くの人々が、手っ取り早くお金持ちになることを目的としています。しかし、それは目的と結果をはき違えた考えだと百家創世では考えています。 価値の創造というアプローチで、社会を見た場合、私達が提供できるものは一体なんでしょうか。あなたが提供できる「創造」は何でしょうか。 アフィリエイトが儲かると聞けばアフィリエイトに手を染め、情報企業が儲かると聞けば情報企業に手を染める。儲かるという視点で右往左往するこうしたビジネスモデルに「価値の創造」はないと有楽斎は考えています。 私達のビジネスは、社会を進歩へと導いているでしょうか。生活水準を向上させているでしょうか。そして、私達のビジネスは「価値を創造」しているでしょうか。同時に、この地球を浸食してはいないでしょうか。 有楽斎も自分のビジネスを目の前にして深く自問自答をする毎日です。 |
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2008-01-22 Tue 19:45
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例えば、夏休みに長い休暇を取ることができたあなたは家族と一緒に豪華客船に乗って世界一周旅行をしていたとしましょう。しかし、折悪しくその客船は、未曾有の大暴風雨に巻き込まれ、船長の努力もむなしく、あえなく沈没してしまいます。
あなたとあなたの家族は、命からがらなんとか見知らぬ無人島に漂着しました。翌朝、よく調べてみると、なんとか無事に無人島に流れ着いて命拾いしたのは、あなたの家族も含めて10家族だけ。 これは長期戦になると覚悟した生存者は、それぞれに雨露をしのぐための家を早速造り始めます。無人島で生活を始めて1年が過ぎた頃、みなはこの島で生き残ることを覚悟し始めます。 あなたが大工仕事が得意なことを知った他の家族の友人が、あなたに仕事を持ちかけて来ました。 「俺の家の屋根を1時間で修理してくれないか。代わりに俺たちは君ら家族のために1時間ココナッツ絞りをするから」 「もちろん!お安い御用だよ」 あなたは1時間の屋根修理と引き替えに、ココナッツジュースを手に入れることができるわけです。これを「価値の交換」といいます。 しばらくすると、また別の友人が訪ねて来てこう言います。 「1日5時間、君と君の家族のために魚釣りをして来るから、君は1日5時間、ボクとボクの家族のために薪拾いと水汲みをしてくれないだろうか」 これも問題ありません。あなたは、あなたとあなたの家族のために、労働という価値を交換するのです。 しかし、これでは「進歩」がありませんね。このまま、「価値の交換」を続けているだけでは、生活の向上はないよなと、賢いあなたは思います。 そして、起業家精神旺盛なあなたは「あること」に気づきます。この島では毎日3時間掛けて、遠くの山まで飲み水を汲みに行かなければなりません。これはかなりの重労働です。蛇口をひねれば水が出てきた都会の生活が今となっては懐かしい限り。 あなたは、あなた自身とあなたの家族の肉体的な苦労を少しでも減らすためにあることを決意し、島に住む全家族に集まってもらってこう切り出しました。 「みんな、私達は1日3時間掛けてあの山まで水汲みに行っている。そんなみんなの苦労を少しでも、私は減らしたいと思う。私は、あの山からこの村まで、竹で組み上げて水道管を作ろうと決意した。これが成功したら、みなさんにも、その水を分けてあげる。その代わりに、私と私の家族のために1日1時間だけ働いてくれないだろうか。」 島の人達は、もちろん大喜びで賛成しました。あなたは、1日のうちの空いた数時間を利用して、せっせと山から村まで竹を組んで水道管の敷設工事を開始しました。 でも、これは大変な危険を伴うものでした。言ってみれば、リスキーな仕事だったのですから。考えられるリスクとしては、完成してもうまく水が流れないかも知れないということ。もうひとつは、工事の最中に岩場で足を滑らせて大怪我をするかも知れないということでした。 しかし、細心の注意と綿密な計画によって、あなた自身も大した怪我をすることなく、水道管敷設工事は成功しました。新鮮な飲み水が山から村までうまく流れるようになったのです。村では今まで往復3時間掛かっていた水汲みを、村にいながらにしてたったの5分で済ませることができるようになったのです。 もちろん、あなたはその勇気と巧みさと技術と大胆さにより、1日9時間の「時間」を新たに獲得することができました。さらに、あなたとあなたの家族は簡単な家事以外の一切の労働から解放されることになりました。 さてさて、この物語には続きがありますが、それはまた次ぎのエントリーで。それまでにこんな宿題を出しておきたいと思います。これを読んであなたはどのような解釈をしたでしょうか??では、また次回! |
